2007/1/8「正しい身体の使い方」
正しいからだの使い方とは?
一言で言えば、「重心が安定していること」だと思っている。
人体の重心とはどこか?
昔から武道でいわれる「臍下丹田」が重心である。
ヘソの下7センチの奥が臍下丹田である。
臍下丹田の意識をおいて(力を入れるのではない)座れば、自然と背筋は伸びるし、少々押されてもぐらつかない。
こういうことは、当院に身体の歪みが気になると来院されたかたには指導している。
そういう私も2年前に始めた合気道(唯心会)を通じて教わったことである。(若い頃空手を習ったときはこういうことは教わらなかった。)
今の武道は、柔道にしても剣道にしてもスポーツ化しているので、丹田の重要性を学べるのは合気道だけではないかと思ったりする。
そんなわけで、今更強くなりたいとは思わないが、身体のために合気道は続けたいと思っている。
操体法も身体の使い方を重視する健康法である。
操体法では「身体の伸びるほうに重心を移す」というのが身体の正しい使い方だとする。
例えば前屈のときは重心は後ろに移動させ、上体の後ろ反りのときは前に重心を移動させなければならない。
これはだれでも無意識のうちにやっていることだが、側屈の場合は間違った身体の使い方をしている人が多い。
右わき腹を伸ばす場合は、重心を右へ移動させなければならないが、多くの方は左へ重心を持っていく。
なぜこうなってしまうかというと、小学校で習うラジオ体操が間違った重心の動かし方を教えているのである。
ラジオ体操では身体のちぢむ側に重心を移動する。不安定な状態をわざわざ作っているのである。
腰痛や神経痛などの整形外科的疾患の原因はいろいろあり、身体のゆがみもそのひとつである。
間違った身体の使い方は、身体の歪みを増長する。
身体の正しい使い方を身に着けるのに、「今更遅い」と言うことはない
2008年06月29日
カテゴリ: 健康について
